DSST(DANTES Subject Standardized Test)とは、米国教育協議会(ACE:American Council of Education)が認定している学力判定試験です。
今では、従来の教育機関に属さずに学習し、大学進学を希望する方の習熟度や理解度を判定するための試験プログラムとなっています。この試験は誰でも受験することができ、受験した科目と試験の成績により、大学進学時に卒業必修単位(4年制大学で約120単位、2年制大学で約60単位相当)の一部として認められています。これにより、大学卒業までの就学時間と費用の軽減が可能になるため、アメリカでは広く利用されているのです。
1年間で修得する単位の数は、一般的に30〜33単位と言われています。たとえ、留学1年目で英語に苦労をしていても受ける授業の数はおよそ10クラス。
これでは単位が取れるか、取れてもどんな成績なのか、留学生のとっては不安の種となり、さらに実際に単位を落としてしまうと、次の学年でリテイク(再履修)の可能性もでてきます。
そして、一定の成績をとることができなければ学校から帰国を促されることもあるのです。
DSSTで単位を修得しておけば、現地での科目負担を減らすことができ、精神的な余裕を持って授業を受けることができます。また、DSST受験のために勉強を重ねることで、アメリカの大学科目で何を問われているかを把握することができます。これは、かなり具体的で実践的な準備です。他にも以下のようなメリットがあります。
*1:ACEが定めるスコア以上の成績を納める
*2:参考情報抜粋元:California States University
コンテンツ監修:The Center of Advanced Studies
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